こんにちは!仕事もプライベートも充実させたい30代女性をサポートするインテリアコーディネーターの櫻井あつこです。
平日は仕事、週末は寝るだけ…そんな毎日を変えたいあなたへ、心理学×インテリアの視点を取り入れたお部屋づくりを発信しています。自分時間を大切にできる心地よい空間で、女子会や恋愛、旅行も楽しめる前向きな毎日が始まりますよ。
回は、大阪のインテリアコーディネーターである私が、具体的な家具選びの視点や、賢くインテリアを揃えるための秘訣をお伝えします。
【第2回】「なんとなく好き」から「私だけの理想」を明確にする分析術
今日は「おしゃれな部屋に住みたい!」そう思ったら、まず最初に取り組んでほしい「ファーストステップ」のお話です。
突然ですが、あなたに質問です。
「どんなお部屋に住みたいですか?」
少し考えてみてください。
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どうでしょう? スラスラと具体的に、まるで本当にそのお部屋があるかのようにリアルに答えることができましたか?
もしそうなら、このファーストステップは特に必要ありません。すでにあなたの理想が明確だからです。
「おしゃれな部屋」に憧れる30代女性のリアルな本音
実際にお打ち合わせさせていただくお客様の中にも、「自分がどんなお部屋に住みたいのか、具体的に分からない」という方は意外と多くいらっしゃいます。
でも、それって実はごく自然なことなんです。
間取りや住む街などは、これまでの経験から「こんなのがいい」「あの街は住みやすそう」など、ある程度情報があったりしますよね。でも、お部屋の内装やインテリアは後から付随するもので、「今まで特に意識していませんでした」という方は珍しくありません。
特に30代のあなたは、こんな風に感じていませんか?
「おしゃれな部屋に住んでいる女性って、すごく魅力的で、ちゃんとしている大人の女性って感じがする。私もそうなりたい!」
「仕事が終わったら『早く家に帰りたい!』と思えるような、楽しみがある状態にしたい」
「今の部屋に飽きたし、気分を変えたい」
「部屋が素敵になったら、もっと自分を好きになれそう」
漠然とした憧れや、今の生活への不満から「おしゃれな部屋にしたい」と思う気持ち、とてもよく分かります。
「センスがない」「私には無理」諦めモードの落とし穴
一方で、その「おしゃれな部屋」への憧れが、なかなか具体的な行動に移せないのはなぜでしょう?
多くの30代女性が抱えているのは、こんな心理的なハードルです。
「私にはセンスがないから、自分ではできない…」
「何から始めたらいいのか、全く分からない」
「どうせ私の現実的な部屋(賃貸だから、狭いからなど)では、理想の部屋なんて叶えられない」
「お金がかかりそう…」
こんな思い込みや諦めが、あなたの行動をストップさせてしまっているのかもしれません。
でも、大丈夫です!「センスがない」なんてことはありません。あなたの中に眠っている「好き」を見つけることで、誰でも理想の部屋を叶えることができるんです。
漠然とした「好き」を「確かな理想」に変える第一歩
そこで、冒頭に戻りますが、「おしゃれなお部屋に住みたい!」と思ったらまずチャレンジしてほしいこと。
それは、「お気に入りのお部屋画像を集めること」です。
「え、そんなこと?」と思うかもしれませんが、これがあなたの漠然とした理想を、具体的で確かなものに変えるための、最もシンプルで効果的なファーストステップなのです。
まずは、とにかく「いいな」「好きだな」と感じるお部屋の画像をどんどん集めてみましょう。
次の記事では、集めた画像をどう「分析」し、「自分の理想」を明確にしていくのか、その具体的な方法についてお話しします。