おしゃれで片付いているお部屋を、写真や動画で発信されているインスタやYoutubeをみて
「こんなお部屋に憧れるけど、片付けが苦手な私には無理かな。」
と思われた経験はないでしょうか。
でも片づけが苦手と思っている方の中には
ご自身が管理できる以上のモノを持ちすぎていているだけという場合があります。
そしてモノを見直すことで、”お気に入り”だけで満たされ
いつでもキレイが続くお部屋を叶えることができます。
一日の多くを過ごすお部屋が、心ときめく”好き”で詰まっている状態だと日々の日常も特別なものに変わります。
「片づけるのが苦手だから・・・。」
とあきらめている方の、お部屋を整えるきっかけになれば嬉しいです。
汚部屋脱出のきっかけはシンプルリストの考え方
住宅の設計やインテリアの提案をする仕事に携わる私自身、
子供のころから片付けに苦手意識がを持っていました。
社会人になった時には親から片付けのハウツー本をプレゼントされるほど、お部屋が残念な状態💦
そんな私が、
いつでも人を呼べて毎日「早く帰りたい。」
そう思えるお部屋に変わるきっかけとなったのが、”シンプルリスト”の考え方です。
シンプルリストは一言でお伝えするなら
「自分に必要なモノやお気に入りのモノに囲まれて生活する人」。
逆に考えると
自分に必要でなかったり、お気に入りではないものは持たない人とも言えます。
自分にとって必要でないものは手放すことで、お部屋にあふれているモノの量が減り
モノが減ることで、それぞれのモノを置くスペース・固定位置を作ることができ
自然とお部屋が”いつもキレイ”な状態をキープできるようになります。
- 自分が管理できる数以上のものは持たない
- 使ったモノは専用のスペース・定位置に戻すことを習慣化する
この2つを意識することで、お部屋は整い始めます!
片付いた状態をキープできる理由
片づけるのが大の苦手な私が
お部屋がモノが散乱せず、いつでも人を呼べるようなお気に入り空間をキープできるようになったのは
キレイをキープできるモノの数まで減らしたからです。
「そんなの当たり前なことでは?」
そう思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。^^
ですが”キレイをキープできるモノの数”をきちんと把握できていないと、やみくもに数を減らしても一向にお部屋は片付きません。
キレイをキープできる数=ご自身で管理できる数 です!
ここを掘り下げていくことが、お部屋を変える第一歩です。
例えば、あなたが洋服が片づけられないと悩んでいるとします。
片づけられない場合は、ご自身が持っている洋服の数(ワンピースは何枚、トップスは何枚、など)を把握できていないことが多く、
ご自身の管理できる以上のモノを持っている状態です。
この状態から自分で把握できる数まで減らすことで、管理できるようにします。
極端な話ですが、ワンピースやトップス、ジーンズをそれぞれ1着ずつしか持たなければ、どんなデザインの洋服を持っているのか把握できますよね。
1着ずつであれば、クローゼットのハンガーにかけることを定位置として、一日の終わりや洗濯をして取り込んだ後に戻す場所に悩むことはありません。
戻す場所が決まっているので「あのワンピースを着たいな。」と思っても、探す必要もないのです。
実際は1着ずつでは、着回しが間に合わず困ってしまうので量は増えるかと思いますが、自分が持っているモノを把握していて管理できる状態にすればお部屋のキレイは段違いでキープしやすくなります。
私が見直したモノリスト
私がお部屋を片付ける際に、数を見直したモノをご紹介します。
といっても、お部屋にあるものは一通り全部といってもいいぐらい、ありとあらゆるものを見直し精査しました。
今回はその一例をご紹介します。
- 洋服・靴・鞄
⇒持っているモノ全てを一か所に集め、着回ししやすいかも含め残すかどうか検討!着てないもの、着ても気分が上がらないものは手放し、足りないアイテムは安易に買い足すのではなく、吟味を重ねて本当にお気に入りになるものをクローゼットにお迎え。 - 食器・調理器具
⇒普段使っていなかったり用途が被る食器や調理器具を手放しました。便利な調理器具が100円ショップで手に入るので目移りしたりしますが、買う前に今持っているモノで代用できないか考えるのが習慣化するのも大切。 - 本
⇒表紙のデザインが気に入っていたり、何度も読み直しているものは手放して、それ以外は処分。
(決断がなかなかできないときは、段ボールなどに入れ一度本棚からよけて1~2か月放置。その間手にしなかったら処分するとルールを決めました!)
本棚にスペースができた分、「本屋さんのようなディスプレイ」を目指して表紙を正面に向けて飾ったりテーマごとに分けて仕舞うことでお気に入りの本棚が完成✨ - 玄関収納にしまっていた靴以外のモノたち
⇒ガーデニング用品やコンビニで買ったビニール傘など、とりあえず仕舞っていた使っていないモノを処分。
空いたスペースに、以前から気になっていた非常時用の防災グッズ置き場を作ることができて、もしもの時に備えてちょっと安心。 - タオル
⇒バスタオルを無し、フェイスタオルの数を見直しました!
入浴時に体をふくためにバスタオルを何枚も持っていましたが、1枚でも結構かさばるのでフェイスタオルのみで対応することに。フェイスタオルって中々捨てる機会が無くないですか?実は、学生の時に使っていたフェイスタオルを未だに持っていたりしたので糸がほつれていたり触り心地がごわごわしたタオルは掃除用にまわし、数を減らして洗面所がすっきりしました!
”今まで当たり前”と思っていた日常を、「これ本当に必要?」という視点を持って疑問を持つことから始めてみてください。
意外になくても困らなかったり、すでに持っているもので代用ができる!
私はそんな発見をするたびに、宝物を発見したような嬉しい気持ちになります。
当たり前に使っていた固定概念を変えることは、なかなか一人では気づきにくくて私もほかの方のやり方や考え方から、
「あ、私も試してみよう!」から自分に合ったものをセレクトしてきました。
私の話も、誰かの気づきのきっかけになれば嬉しいです。
”お気に入り”に囲まれるとモノは増えない
洋服やアクセサリーだけでなく、インテリアや食器、調理器具など、日常で使うものを”お気に入り”で揃えると、なぜモノが増えなくなると思いますか?
人それぞれ、様々な理由が考えられると思いますが
私は「大切に使う」からだと考えています。
私の経験談ですが、お気に入りだから何度も手にして使うし、同じ用途のほかの商品に目移りすることがなくなりました。
モノであふれている人には
・同じ用途の商品が複数持ってる
・すぐに買い替える
などの共通点があり、私はばっちりそのタイプでした。
お気に入りのモノであふれた部屋は、そこで過ごすだけでも気持ちが上がる自分だけのパワースポットのような空間です。
あなたも、お部屋を変えたいと思ったら、身の回りのモノをが
・本当に必要か
・使うときに気分がいいか
この点を基準に、見直してみてください!